FASHIONABLEな部屋


★NEWS★

ナゴヤファッションカーニバル2000
Defile MASAKI MATSUSIMA
日時:2000年9月9日
会場:デザインホール(ナディアパーク・デザインセンタービル3F
主催:ナゴヤファッション協会

行ってきました。マサキのコレクションに♪
パリ・コレとは違い規模は少し小さいですが・・・。
それでも松島正樹だけあって業界関係者も多く、改めてパリ・コレ進出を果たした氏の実力を実感しました。

さて、本題のショーの内容について触れようと思います。
開演と同時に会場は暗闇に包まれました。
そして静寂を促すかのような音楽と共に、優美なドレスを身に纏ったモデル達がゆっくりと登場しました。
今季のマサキはブランドのメイン・カラーである白を基調に、柔らかいベージュを多用しています。
それに加えて赤、黒、深みのあるブルーを、またアクセント・カラーとしてシルバーを随所に構成されていました。

レディースはいたるところにファスナーが用いられ、ドレスの上半身がスカートに変形するなどの2WAYデザインが多く見られました。
またブーツを色とりどりの薄い布で覆うなど、マサキらしい遊びが感じられました。
トップに大きなボリュームを持たせたドレスが登場したかと思えば、一方ではスタイリッシュなスーツと、かわいらしさと美しさが共存する世界を見事に表現していました。

メンズに至ってはマサキお得意のノースリーブやアシメトリーなデザインに加え、シースルー、スーツにはシルバーのステッチを用いるなど近未来を連想させるものでした。
特にシースルーに関してはビニールのようなゴムのような特殊な素材を使い、不思議な雰囲気を醸し出していました。
また、ハウンドトゥースのスーツなどクラシックを意識したものもありましたが、なんとなくマサキらしくない感じがしてなりませんでした。

総評としましては、レディースに関してはマサキらしさが遺憾なく発揮されていましたが、メンズに関してはまだマサキのフィルターを通したものになっていないと言えるでしょうか。


★トレンド・チェック★

トレンド・キーワード

クラシック
秋冬コレクションで多くのブランドが注目したクラシックなスタイル。細身のテーラード・ジャェット、ボータイ使いのトップス、膝丈スカートや細身のパンツと80年代を彷彿させます。特にハウンドトゥース(千鳥格子のほうがわかりやすい?)やアーガイル、タータン・チェックなどの柄に人気がある。なんとなく古き良き時代の再来という感じです。

パンク

ある意味これもクラシックな流れから来たのでしょうか?80年代ロンドンの若者のスタイルの代表ですね。クラシックは伝統を重んじたベーシックなものを言うんですが、こちらは反社会的な意味合いが強いスタイルですね。今季はレザーが人気なだけに、クラシックに満足できない人達に広がりそうな気がします。ロンドンを始めニューヨークでもブームです。

旬のアイテム

ブーツ
この季節になるとブーツが欲しくなります。特に女性の方は気になりますよね。今年はスクエア・トゥーが中心です。カラーは定番の黒、こげ茶、ベージュに加え、ボルドーやオリーブなんか多いですね。その他の特徴としましてはヘビ柄が人気です。ストレッチ・ブーツはもう限界という感じです。また昨年同様、サンダルとの2極化が進んでいます。あなたはどっち?

ジャケット

今年のアウターはジャケット人気です。クラシックを意識したテーラード・ジャケットが各SHOPから続々リリースされています。中でも注目な素材がレザーです。スムース、スエード共に今が買い時です。フェイクはかなり値段も下がり、取り扱いも楽なのですがやはりリアルをお勧めします。本物は使いこむほどに身体に馴染んできますから。この機会にチョット親のクローゼットを除いてみるのもイイかも♪

その他

この夏、サン・バイザー、リストバンド、ヒップバッグなどが多く見られました。しかし秋冬の傾向としてはよりゴージャスにです。具体的にはブローチやコサージュ、ファーなどです。またアクセサリーはゴールドが人気。個人的には帽子が活躍する季節なんです。夏のチューリップ・ハット(正式名称は“フロッピー・ハット”)から、秋はもう少し大人の装いに変わるでしょう。

注目ブランド

コム・デ・ギャルソン
アローズとのコラボレーションが決まったギャルソン、商品共同開発、店舗設計を手掛けるそうです。第1号店は渋谷、キャットストリートに「ディストリクト ユナイテッドアローズ」として9/7にOPEN予定しました。また今季秋冬のギャルソンでは、パンク・スタイル復活です。取り敢えずチェキ♪

マルタン・マルジェラ

全世界に先駆けての第1号店が東京・恵比寿にオープンしました。住宅街にある一軒家を改築したもので、至るところに人が生活していた名残があります。台所やお風呂場など、そのままスペースを使ってどことなく温もりのある空間がステキです。オブジェからショップのディスプレイまで全て彼の手が加わっっているそうです。謎めいた彼の一面を覗うことができるかも・・・。

COCUE DEPTRAI(コキュ・デップチャイ)

レディースから爆発した感のあるコキュ。去年の春夏から始動のメンズラインも、今期秋冬から本格的に展開が始まります。ますます目が離せません。ちなみに“DEPTRAI”とはベトナム語で“男前だね”って意味だそうです。

pas de calais(パドカレ)

今期春夏からメンズラインもスタート♪デザインが凝っていてかなり面白いです。素材は肌触りが良くて、洗濯機でワシワシ洗えるものが多いので助かります。色合いがシックなのにもかかわらず、カジュアルに着こなせるのが魅力的♪


★デザイナー辞典★


★今週のファッション用語★


カシミア&モヘア
朝晩だいぶ寒くなり、ニットの活躍してくれる時期がきました。
今回は山羊(ヤギ)さんの毛です。
カシミアはカシミア山羊の毛でモヘアはアンゴラ山羊の毛のことです。
どちらも山羊の毛なんですねぇ〜。
余談ですが、羊の毛を羊毛(ウール)と言うのに対して、その他の動物の毛は獣毛(ヘアー)という言い方で区別されます。
ヒマラヤ山麓のカシミール地方(インド)を中心に中国、中央アジア(どこかわかる?)、中近東などの地域に生息する山羊は、寒さから身を守るため喉から腹にかけて柔らかい毛を持っています。
これがカシミアの原料で、たいへん柔らかく、絹のような光沢感と独特のヌメリ感があるのが特徴です。
しかし、1頭の山羊から採れるのは僅か150〜200g、セーター1枚には約4頭分、コートともなると約30頭もの原毛が必要となります。
それ故に“繊維の宝石”と呼ばれます。
したがって価格もそれなりに高く(って言うかかなり高い)高級品です。
中でも中国産のスーパー・ホワイトは超高級・・・。
その分着心地は最高にイイです。

一方アンゴラ山羊(角のなが〜い山羊さんです、ウサギじゃないよ)は北アメリカ、南アフリカ、トルコなどに生息。
カシミア同様絹のような光沢感を持っています。
また毛足が長く弾力性に富んでいます。
モヘアの最高級品はトルコ産のもので、光沢、毛足の長さ共に他を圧倒しています。
カシミア、モヘアに限らず天然繊維はデリケートなので、取り扱いには十分な注意が必要です。
防虫対策(毛というのはタンパク質ですから虫にとっては絶好のご馳走です)には特に気をつけてください。

次回はコーデュロイ


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